第23回国際交流会議 アジアの未来

2017年6月5日(月)、6日(火)東京都内

講師略歴

マリアム・アウラングゼーブ

マリアム・アウラングゼーブ

パキスタン情報・放送・国家遺産相

マリアム・アウラングゼーブ情報・放送・国家遺産相は、ロンドン大学キングスカレッジにて環境開発理学修士号を、クエイドiアザム大学(パキスタン)にて経済学修士号を取得した。環境保全計画・開発を戦略的に遂行する要職を歴任し、複数の国際協定批准において中心的な役割を担い、またパキスタンにおける「ミレニアム開発目標」の制定に精力的に取り組んできた。彼女は国民議会初であるばかりか、世界にも類を見ない「持続可能な開発目標」を制定したパイオニアとして世界的に高い評価を受けている。

 

自身の全キャリアを通してパキスタンの自然環境保護に情熱を傾け、10年間にわたって世界的に著名な「世界自然保護基金パキスタン(WWFパキスタン)」への支援を続け、多大な成果を上げている。WWFパキスタンと協力しながら環境保護に関する数々の世界的キャンペーンを先導し、地域・国・地球レベルでの環境的社会的発展を目指す重要政策の立案に寄与するなど、様々な職責を果たしてきた。

 

環境保護への取り組みを通して革新的なイニシアチブを推進し、教育分野、民間および公共セクターなど国内外の社会基盤づくりにおける功績を広く称えられている。複雑な様相を呈する概念やイニシアチブに集中して取り組み、方向性を示す能力を発揮し、グループ間の対立を合意へと導く対人スキルと交渉スキルを駆使することで成功を収めてきた。

 

2004年から2013年まで、WWFパキスタンにおいて、業務計画立案、国内外のネットワーク構築およびロビー活動、提言活動、環境問題に関する教育活動およびメディア対応、財政維持を目的とする資金調達、部門を超えたプログラム開発、寄付団体・出資者・協賛団体との連絡調整業務などを担当し、活動方針作成からプログラム開発、プロジェクト管理に至るあらゆる業務に携わった。

 

豊富な経験と明晰な頭脳に加えて、情熱と献身の精神を備え持ち、パキスタン政界に偉大な貢献を成し、国策に変革をもたらす強力な推進力となってパキスタン国民に最善の利益を供することは間違いない。

 

政界の名門家系に生まれ、ラワルピンディの著名な政治一家の一員である。パキスタン初の憲法制定議会で立法議員を務めたラジャ・カラ・カーンは祖父にあたる。母親と母方の叔母はパキスタンの民主化と憲法上の権利保障に向けた活動を30年以上にわたり最前線で指揮している。母ビーグム・タヒラ・アウラングゼーブは2期にわたって国民議会(パキスタン下院)議員を務め、地方議会代表の経歴を持つ叔母ビーグム・ナジマ・ハミードは2期目の元老院(パキスタン上院)議員任期満了を控えている。

 

幼少期より政治への理解を深め、政治改革に必要な洞察力を自然と身につけた。少女時代より母親の選挙運動を支援するかたわら、動乱の渦中にあったパキスタンの政治復興活動に積極的に参加した。先頭に立って民権運動に従事していた頃、民主化運動を続けていた母と叔母がその熱心な活動を理由に投獄された。

 

2013年、国民議会議員として政治の道を歩み始めた。名誉議長の補佐役を務め、国民議会およびその事務局の運営改革の立案と実行に重要な役割を果たした。彼女は国民議会の戦略的4カ年計画立案チームを統率し、国民議会の運営効率化に向けた初の人事方針を立案した。その他、党業務の近代化を図る「eパーラメント」プロジェクト推進、全国35大学にて議会教育プログラムの実施、国会議員の立法審議会設立、国会におけるITならびに通信関連計画立案等に携わった。また、SDGタスクフォース代表を務め、議会監視制度改革構想の推進に従事した。

 

企業セクターと政治行政の両面における優れた実績が評価され、パキスタン首相より内務・麻薬対策省政務官に任命された。この役職に就いた初めての女性議員で、彼女の政務官としての手腕は多くの議会監視団体が広く認めるところである。2016年10月31日、情報・放送・国家遺産相に任命された。

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