リー・シェンロン
シンガポール首相
2004年から現職。
1984年、国会議員に初当選。以降6回再選され、直近では2011年の総選挙で再選された。1986年に与党人民行動党の中央執行委員会に選出され、2004年に同党の書記長に就任した。
通産省、国防省での勤務を経て、財務相、金融通貨庁(MAS)議長、副首相を歴任。
首相としてリー氏は競争力の高い経済と成長の恩恵が広く平等に行き渡る社会の構築に注力。リー首相のもと、政府はMediShield-Life、Workfare、ComCareなど社会的セーフティーネットの強化に力を入れている。リー氏は政府系投資ファンド(SWF)であるシンガポール政府投資公社(GIC)の会長と研究開発(R&D)促進のための大掛かりな取り組みを統括する国際パネル”Research, Innovation and Enterprise Council”の議長も務める。
1952年2月10日生まれ。英ケンブリッジ大学で数学の学士号とコンピューターサイエンスの学位を取得。また、米ハーバード大学ケネディ校で行政学修士を取得した。