第20回 国際交流会議 アジアの未来

2014年5月22日(木)23日(金)東京都内

講師略歴

スリン・ピッスワン

スリン・ピッスワン

前ASEAN事務局長

1949年10月28日生まれ ナコンシータマラート県出身

 

ナコンシータマラート県で初等中等教育を終了。アメリカン・フィールド・サービス(AFS)の奨学金により、1967~68年に米ミネソタ州へ交換留学。帰国後、タマサート大学で2年間を過ごした後、米Claremont Men’s College(現Claremont McKenna College)の奨学金を得て、同大学政治学部へ進学した。74年にハーバード大学で政治学修士号、82年に同大学で中東地域研究の博士号を取得し た。

 

83~84年に米国政治学会のコングレッショナル・フェローシップ・プログラム(Congressional Fellowship Program)に参加。後年、民主党副大統領候補になったフェラーロ下院議員事務所や上院共和党議員総会に勤務した。帰国後、タマサート大学で教鞭を執った後、故郷のナコンシータマラート県から国政選挙へ出馬。86年から8期にわたり国会議員を務めた。

 

衆議院議長秘書官、外務副大臣を経て、97年から2001年まで外務大臣を務めた。外務大臣在任中はASEAN 外相会議議長やASEAN 地域フォーラム(ARF)事務総長を務めたほか、ASEAN 議長として東ティモールの平和と安定に貢献した。

 

08年1月から12年12月まで東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局長を務め、退任後はタマサート大学名誉教授や政策研究大学院大学シニアフェロー、奈良県立大学客員教授、英オックスフォード大学イスラム研究センターフェローなどとして活躍している。

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