グエン・バオ・ホアン
ベトナムで消費者、テクノロジー、メディア、電気通信への投資に重点を置く非公開投資会社、IDGベンチャーズ・ベトナムの代表。同ファンドの共同設立者として、ハノイとホーチミンを行き来し、両市にある同社のベトナム・オフィスの監督を行い、財界・政府首脳と交流を持っている。
3人いる代表の1人として、資金戦略、対政府関係、総括経営・運営、広報に従事している。IDGベンチャーズのチームは、2004年の創業以来、40件を超える投資を実施してきた。そのなかには、VinaGame(VNGコーポレーション)、BHDメディア・ホールディングス、VTCオンライン、VatGia、YANメディア・グループ、VCコーポレーション、ゴールドサン・フォーカス・メディア、アポロ・エデュケーションなどがある。
IDGベンチャーズ・ベトナムを創設するまではゴールドマン・サックス、ハーバード・メディカル・スクール、ノースウェスタン記念病院で働きながら、S2Sメディカル・パブリッシングとMedschool.comの代表を務めた。また、マクドナルドのベトナム開発ライセンシーでもあり、2014年2月にマクドナルドの同国第1号店をオープンした。
世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーの1人で、アジア・ソサエティのアジア21フェローでもある。オペレーション・スマイル・ベトナムの諮問委員長と、在ベトナム米国商工会議所の理事も務める。また、VC Corporation、VTC Online、Vega Technology Group、VinaPay、Goldsun Focus Mediaの取締役でもある。さらに、 ベトキャピタル証券の取締役と、ブリティッシュ大学ベトナムの諮問委員も務めている。
ハーバード大学で古典文学士号を、ノースウェスタン大学医学部で医学博士号を、ケロッグ経営大学院で経営学修士号を取得。