ゴー・チョクトン
シンガポール前首相
1941年5月20日生まれ
1990年11月から2004年8月までシンガポールの首相を務めた。1964年シンガポール大学経済学部を第一級優等学位で卒業し、上級公務員職に就く。1967年米ウィリアムズ大学卒(開発経済学修士)。1969年シンガポールの政府系海運会社ネプチューン・オリエント・ラインズ入社、1973年から1977年まで同社のマネージング・ディレクターを務める。
1976年国会議員に初当選。その後の9回の総選挙で連続当選を果たし、いまも現職の国会議員。1979年から1990年まで商工相、保健相、国防相を歴任。1985年第一副首相に任命され、1990年11月28日にリー・クアンユー氏の後任としてシンガポールの第2代首相に就任した。後進に道を譲るため、2004年8月に首相を退任。2011年5月まで上級相として閣内に残り、同時に金融通貨庁(MAS)会長も務めた。閣外に去った2011年5月に名誉上級相の称号を授与され、金融通貨庁の上級顧問に任命された。