リザル・スクマ
インドネシア戦略国際問題研究所(CSIS)所長
1997年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国際関係学の博士号を取得。専門は東南アジアの安全保障。インドネシアの国防・外交政策、国軍改革のほか、イスラム教と政治といったテーマの研究にも取り組んでいる。
現政権とのパイプが太い。ジョコ大統領の外交アドバイザーを務めるほか、国防関連の複数の委員会に名を連ねている。2005年7月にインドネシア人として初めて中曽根康弘賞を受賞。2009年にはフォーリン・ポリシー誌で「世界の研究者トップ100人の一人」に選出された。
東南アジア諸国連合(ASEAN)政治・安全保障共同体などに関する多くの論文を執筆した。著書に「Security Operations in Aceh: Goals, Consequences, and Lessons」(2004年)、「Islam in Indonesia’s Foreign Policy」(2003年)、「Indonesia and China: The Politics of a Troubled Relationship」(1999年)がある。