リチャード・ブッシュ
ブルッキングス研究所北東アジア政策研究センター 所長
米ウィスコンシン州のローレンス大学卒。コロンビア大学大学院で政治学を学び、1973年に修士号、1978年に博士号を取得した。
1983年7月から1995年6月にかけて、下院外交問題委員会のスタッフ。1995年7月、東アジア担当の国家情報官および国家情報会議(NIC)メンバーに就任。1997年9月、NICを離れ、米国在台湾協会(AIT)に転じた。AITでは米国の駐台湾大使に当たる理事長を務めた。その後、2002年7月にブルッキングス研究所に入所した。
米国と中国および台湾との関係について多数の論文を発表。2010年の「Perils of Proximity: China-Japan Security Relations」では、東シナ海での緊張の高まりを取り上げた。2013年1月には中台問題を分析した「Uncharted Strait: The Future of China-Taiwan Relations」 が刊行された。