マイ・キエウ・リエン
ビナミルク 会長 兼 CEO
1953年9月1日、フランス生まれ。旧ソ連時代、モスクワの大学で乳製品加工技術を学んだ後、ビナミルクの前身であるベトナム国営「南部コーヒー乳業」に技術者として入社。その後、レニングラード大学で経営管理学を学び、同社幹部への地歩を固めた。
1984年にミルク・コーヒー・クッキー・キャンディー企業連合1の副最高経営責任者などを歴任後、92年12月、ビナミルクの最高経営責任者に就任。 2003年11月、同社の役員会会長に選ばれ、その後、03年から07年、07年から11年、12年から16年に3期連続で最高経営責任者に任命された。
96年から01年、ベトナム共産党中央委員会のメンバーを務め、01年、政府から「第二級勤労メダル」、05年に「イノベーション時代の勤労英雄賞」、06年に「第一級勤労メダル」を授与された。12年より毎年、米経済誌フォーブスが発表している「アジアで最も影響力のある女性企業家50人」に選出されている。