胡祖六（フレッド・フー）

プリマベーラ・キャピタル・グループ創設以前に勤務していたゴールドマン・サックスで、中国担当会長兼パートナーとして中華圏におけるフランチャイズ展開に大きく貢献した。同社の歴史上、規模においても重要度においても屈指と言える取引案件をいくつも指揮した。また、ゴールドマン・サックス・パートナーシップ委員会、グローバルIBSリーダーシップ・グループ、パインストリート＝ゴールドマン・サックス大学理事会、ゴールドマン・サックス・グループ全体の文化・ダイバーシティー・リーダーシップ委員会にもメンバーとして参加した。

エコノミストとしても高い評価を受けている。専門研究分野はマクロ経済学、国際金融、資本市場など。国際通貨基金（IMF）ワシントンDC本部での勤務経験を持ち、中国政府に対し財政改革、国有企業（SOE）の再編成、マクロ経済政策に関する顧問活動も行っている。他に香港政府の戦略的開発委員、香港証券先物委員会の諮問委員を務めた。

現在ヤム・チャイナ・ホールディングス（KFC、ピザハット、タコベル等を運営）非常勤会長のほか、香港証券取引所、大連万達商業地産公司、恒生銀行、ロイズ（ロンドン）など複数企業の取締役を兼任している。

さらに、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーのアジアパシフィック担当共同委員長、中国医療委員会理事、ハーバード中国基金諮問委員、スタンフォード大学国際開発センター諮問委員、コロンビア大学国際ビジネス・ジェローム・チェイズン・インスティテュート諮問委員を務めている。

清華大学（北京）にて理工学修士号、ハーバード大学にて経済学修士号および同博士号を取得した。