テオ・チーヒエン
シンガポール副首相(兼国家安全保障調整相)
2009年4月1日に副首相に任命され、2011年5月21日からは国家安全保障調整相も兼務。国家人口人材局および国家気候変動事務局をはじめとした、首相府の戦略グループを監督している。
キャリアの第一歩はシンガポール国防軍(SAF)で踏み出し、シンガポール共和国海軍および統幕事務局でさまざまな指揮幕僚の役職を務めた。1991年に海軍司令官に任命され、少将に昇進。
1992年12月にシンガポール国防軍を辞して選挙に出馬し、マリンパレード・グループ選挙区(GRC)の補欠選挙で国会議員に選出された。パシールリス-プンゴルGRCで国会議員に5回再選されている。
行政担当相、内務相、国防相、教育相、環境相を歴任し、財務省、情報通信省、国防省で国務大臣も務めた。
1973年に大統領奨学金およびシンガポール国防軍(SAF)奨学金を受け、1976年にマンチェスター大学で電気工学および経営科学の理学士号(第一級優等学位)を取得して卒業。その後、1977年にインペリアル・カレッジ・ロンドンで計算科学の理学修士号(優等)を取得。1986年にハーバード大学ケネディ行政大学院で行政学修士号を取得し、リタウェル・フェロー(Littauer Fellow)に指名された。
1954年12月27日生まれ。
家族は妻のチュー・ポーイム(Chew Poh Yim)と、一男一女。