ダニエル・トワイニング
2017年9月に米国のシンクタンク、共和党国際研究所(IRI)の所長に就任。世界中で民主主義と自由を推進するというIRIのミッション遂行に向けて指揮を執っている。グローバルの専門家約500人で構成されるチームを率いて市民と政府の橋渡しを行い、市民には政治プロセスへの関与を促し、政治家と政府関係者には市民の声に応じるよう助言を与えている。
IRI入所以前は、ワシントンを拠点とするジャーマン・マーシャル・ファンド(GMF)の顧問兼アジアディレクターを務めた。顧問として、GMFの年間活動を統括する経営管理チームの活動に取り組み、アジアディレクターとしては、アジアの台頭とその欧米諸国への影響を調査するチームを率いた。
GMFで活動する前には、米国国務省政策立案スタッフ、ジョン・マケイン上院議員の外交政策顧問、米国通商代表部スタッフを歴任している。米ジョージタウン大学で教鞭をとり、米国海軍大学院で軍事教育に携わった経歴を持つ。
米バージニア大学を最優秀の成績で卒業後、英オックスフォード大学で修士号ならびに博士号の学位を取得。オックスフォード大学では2004年から07年までフルブライトとオックスフォードの奨学金を受けた。Foreign PolicyとNikkei Asian Reviewにコラムを寄稿してきた。6度の大統領選において顧問を務めた。
また、2004年アフガニスタン大統領選挙においてIRIの公式オブザーバーを務めた。