ピチェート・ドゥロンカウェロート
ニューサウスウェールズ大学(シドニー)で電気工学学士号、トリニティ大学(テキサス)で太陽エネルギー工学修士号、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールで公共政策・管理学博士号(Ph.D.)を取得。
2016年12月にデジタル経済社会相に就任。就任前は2年超にわたり科学技術相を務め、さまざまな漸進的変革を幅広く実行した。公共政策の分野で優れた実績を有し、科学技術、イノベーション、情報通信技術(ICT)、電子商取引、教育等、タイの主要な国家政策の立案、策定、実行に貢献してきた。活動の範囲は国内にとどまらず、ASEAN、APEC、UNCTAD、OECD、WHO、ITU等との国際的な協力や、二国間関係、多国間関係、および機関間協力における実効的な科学外交の確立にも貢献を果たす。
国務相に就く以前はさまざまな重要機関を創設・指揮し、国家科学技術・イノベーション政策委員会事務局長、タイ知識ネットワーク研究所長、電子商取引リソースセンター・ディレクター、e-ASEAN作業部会長、国家情報技術委員会事務局長等を歴任した。
これまでの政策と実績を通じ、国家的・国際的開発に一貫して長期的な影響を及ぼしてきた。統合やパートナーシップが担う国内的・国際的な役割を熟知した政策設計者として、産学連携、ASEAN統合、地域水管理、最近のテクノロジー新興企業支援キャンペーン等、さまざまな政策プラットフォームの確立に寄与。現在は、デジタル開発および開発のためのデジタル(全国の75,000の村すべてにおけるブロードバンドのインフラ整備を含む)、スマートシティ、デジタルパークのイノベーション開発、デジタルコミュニティ(電子商取引、電子医療、電子政府等)、ならびに人的資源の能力開発に力を注いでいる。